禁煙メディシン

禁煙とは?タバコがなかなかやめられない理由は?

喫煙がやめられないのはニコチン依存症という病気です。
タバコを吸うことで、煙の中に含まれる依存性毒物であるニコチンが、7~20秒で脳内に入ります。ニコチンは中脳の腹側被蓋野という部位にくっつき、その信号が伝わり大脳の側坐核でやる気ホルモン、ドーパミンを放出します。それが、一時的な快感をもたらし依存症となります。

タバコを吸いたくなるのは依存となったニコチンを体が欲するからです。そのためにやめられなくなってしまいます。しっかり薬(禁煙補助薬)と心理療法(認知行動療法など)で治療をしていきます。

禁煙メディシンの特徴

禁煙メディシンでは、ニコチン依存度や過去の禁煙歴を評価し、バレニクリンやニコチン代替療法の最適な組み合わせを決定します。患者の心理状態や環境要因も考慮した包括的な薬物サポートを提供します。

ニコチン依存症の治療方法

ニコチンによる依存を(1)身体的依存(体の依存)といいます。身体的依存には、お薬(禁煙補助薬)として、ニコチンパッチ (ニコチネルTTS)(貼り薬)やバレニクリン(チャンピックス)(飲み薬)を使うことで、ニコチン切れで生じる禁断症状(離脱症状)を抑え、楽に禁煙できるようにします。

ニコチン依存症には、身体的依存のほかにも、(2)習慣依存、(3)心理的依存(心の依存)も存在します。

習慣依存に対しては、(認知)行動療法のカウンセリングをします。ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンの研究では、習慣化するには平均66日かかったという結果でした。禁煙するということは、タバコを吸う習慣から吸わない習慣に変えていくことなのです。禁煙外来での12週間は、ただ単に薬を使うだけでなく、新しい習慣を作るための訓練期間でもあるのです。

心の依存(心理的依存)は主にはタバコに対する誤った考え(認知のゆがみ)によってもたらされますが、医師とのカウンセリングにて、タバコに対する見方を変えていくことで依存から脱していきます。 禁煙外来では、3つの依存(身体的依存・習慣依存・心理的依存)に対する治療の組み合わせで治療します。

禁煙薬物療法の注意点

禁煙を希望する人なら誰でも受診できます。

しかし、禁煙補助薬を使う場合は、それぞれ禁忌(使ってはいけない場合)があります。例えば、ニコチネルTTSでは「妊婦または妊娠している可能性のある婦人、授乳婦」「不安定狭心症、急性期の心筋梗塞 (発症後3カ月以内)、重篤な不整脈のある患者または経皮的冠動脈形成術直後、冠動脈バイパス術直後の患者」「脳血管障害回復初期の患者」「本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者」は禁忌と説明書には記載があり、使ってはいけないとされています。これは、おもにニコチンの血管収縮作用を心配しての条件となっています。

チャンピックスは、「自動車の運転など危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意」と説明書には記載があり、非常にまれではありますが、「めまい、傾眠、意識障害」が起きたとの報告があるために条件が追加となっています。

禁煙治療の内容や効果

禁煙補助薬の使い方ですが、ニコチンパッチは8週間使用し、残りの4週間はニコチンパッチなしで禁煙を継続するのが標準です。2週間まではパッチを追加も可能です。主治医とご相談ください。チャンピックスは12週間内服し続けます。
ニコチンパッチはタバコのニコチンの代わりにパッチからニコチンを吸収することで、ニコチン切れの禁断症状(離脱症状)を抑え、つらい禁煙から楽な禁煙にできます。

禁煙治療の内容は?

チャンピックスは、ニコチンを含まない内服薬です。脳を刺激して少量のドーパミンを放出させることで、イライラなどの禁断症状を減らす作用があります。また、その一方でニコチンをブロックするため、タバコを吸ってもおいしいと感じにくくなります。

禁煙補助薬の使い方ですが、ニコチンパッチは8週間使用し、残りの4週間はニコチンパッチなしで禁煙を継続するのが標準です。2週間まではパッチを追加も可能です。主治医とご相談ください。チャンピックスは12週間内服し続けます。
ニコチンパッチはタバコのニコチンの代わりにパッチからニコチンを吸収することで、ニコチン切れの禁断症状(離脱症状)を抑え、つらい禁煙から楽な禁煙にできます。

チャンピックスは、ニコチンを含まない内服薬です。脳を刺激して少量のドーパミンを放出させることで、イライラなどの禁断症状を減らす作用があります。また、その一方でニコチンをブロックするため、タバコを吸ってもおいしいと感じにくくなります。

禁煙治療の成功率は?

自力で禁煙しようとした場合はいろいろな研究結果から成功率は約10%といわれています 1)。当院での726人のデータ(2002-2019)では、禁煙外来終了時の3カ月の禁煙成功率は65.8%でした2)。禁煙外来を受診することで10人に7人は成功できるわけです。

継続のポイントは、うまくいってもいかなくても2回目以降を受診することです。医師、看護師、保健師が、禁煙の継続をしっかりサポートしていきますので、途中で諦めずに受診してください。

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